勇気凛々

資格の勉強時間確保

資格の取得をするための勉強法はいろいろあると思います。それぞれ環境も違うし、勉強スタイルも違うと思いますが参考までに私が社会保険労務士の資格を取得した際にやっていたスタイルを紹介します。

サラリーマンをしながら資格の勉強をしていたので、時間をどうやって確保するかが問題です。

9:00〜17:30までは勤務時間ですので、この間に勉強できる時間は12:00〜13:00までの昼休みです。

となると9:00前か17:30後に勉強時間を確保しなければなりません。

残業もあるので定時後は安定して勉強時間の確保が難しいので、7:30に出社して9:00まで勉強することにします。これで1時間30分の時間確保ができました。

当時、会社までの通勤時間は1時間45分でしたので毎日5:00起きです。でもこれが良かった。バスも電車も座って行けましたので、その中で勉強時間を確保です。徒歩もありますのでここで確保できたのは電車1時間、バス20分。合計2時間50分

次はお昼休みです。資格勉強を始める前は、近くのお店でご飯を食べていましたがこの時間を勉強時間に充てるために妻にも協力してもらい弁当を持参することにしました。これで勉強時間を50分ほど確保。合計3時間40分。

会社から自宅に帰る間もスマホを使って過去問を解きながら、行きと同じく1時間20分を確保して、これで1日の勉強時間は5時間となりました。

帰ってからはビールを飲まないといけませんので、帰宅後の勉強はなし。(試験1ヶ月前からは禁酒して、帰宅後も勉強しました)

これが平日の勉強スケジュールです。休日は10:00〜16:00まで休みなしで8時間の時間を確保しました。

テキストはフォーサイトの通信教育にお世話になりました。テキストがWEBでも読めるので重い紙のテキストを持ち運ぶ必要がありませんし、過去問もスマートフォンで解けるのでとても重宝しました。通信教育ならスキマ時間や通勤時間を利用できます。

勉強方法としては、WEBで講義を聞いて、テキストを一通り終えてからは過去問中心にアウトプットを行います。最初は論点がわからず、1問解くのにかなり時間がかかりましたので、本番試験の制限時間が解けるかどうか心配でした。過去問を解いて、どこが論点か調べて解説を読んでわからなければテキストで復習します。とにかくこれの繰り返し。結果として10年ほどの過去問を10回以上繰り返しました。本番試験にも間に合う時間で解答できるようになりました。

試験直前は社労士試験の鬼門、一般常識を広く浅く読み込みます。特に白書対策は専門のテキストを購入して準備しました。

結果として、合格するまで3年かかりましたが、記載した勉強方法は最後の2年間に行ったものです。1年目はテキストの読み込みが主流で過去問は2回位しか回してませんでした。やっぱりアウトプットの力をつけることが大切ですね。

試験の結果は1回目は記憶に残らないくらい解答ができず。2回目は総合点では合格点でしたが労働一般の選択式で1点足りず足切り不合格。3回目でようやく合格でした。

会社勤めをしながらの勉強はかなり大変だと思います。まずはどうやって勉強時間を確保するかです。急に残業することも多いですしね。

確実に確保できる時間を見つけたら、その時間に何をやるかを決めていきます。何をやろうかって考える時間がもったいないので。ここまで決めたら後はひたすら自分を信じて実行するだけ。

いろいろな勉強方法があると思いますが、参考になることが一つでもあれば嬉しいです。